使いやすさにもこだわる
ベンチボックス作りも あともう少しで完成です
最後の仕上げにひと手間加え、使いやすさにもこだわりましょう!
ポイントはボックスの手触り、開閉のしやすさです
完成までの手順を順番に説明していきます
仕上げ加工
- ヒンジを仮付けして開閉を確認する
- 電動トリマーを使い角(エッジ)を丸くする
- 把手を作り、開閉を確認する
- 塗装前研磨
ヒンジの選定に関しては「DIY de ベンチボックスを作る - ヒンジの選び方 -」をご覧ください
半径9.5mmの円になるSK11 ボーズ面ビット 32mm SRB-11を使い、エッジを全てを丸くして手触りをワンランクアップさせます
なお電動トリマーの使い方に関しては「トリマーでDIYをワンランクアップ! - 基礎編 -」に詳しく書いてあるので、併せてご覧ください
電動トリマーにストレートビットを取付け、把手となる元の切り欠きを作ります(写真左側)
手触り、使いやすさを確認しながらヤスリなどでエッジ部分を滑らかに仕上げていきます(写真右側)
最後に電動トリマーにSK11 ボーズ面ビット 25mm SRB-9を取付けエッジを丸くした後、サンドペーパーで手触りの良い把手に仕上げます
把手は第一関節分の深さ(約30mm)があると開閉しやすいのですが、私の場合 材料幅が38mmしかなかったため、材料幅の半分(約19mm)の深さで仕上げました
120番(#120)の目の粗いサンドペーパーから180番(#180)、240番(#240)の順に電動サンダーに取付け、表面を滑らかに仕上げていきます
特にダボで繋げた部分など段差が生じやすい場所は、念入りに手触りを確認しながら研磨してください
塗装
今回は1度塗りで説明します
- 準備
- 塗装
- ケバとり研磨
仮付けしていたヒンジを外し、養生した場所に分解したベンチボックスを置きます
用意した塗料は強力な撥水性、耐候性を有し、ヨーロッパ安全規格にも適合したリボス自然塗料 タヤエクステリア 50ccのパイン色を2本、シーダー色を2本の計200ccです
2種類の塗料を容器(デスポカップ)で混ぜ合わせ、スポンジに少量とり 木目に沿って薄く塗っていきます
表面を塗り終えたら(約20分ほどである程度乾きます)裏返し、ベンチボックス全体を塗装します
塗料が完全に乾いた後(約24時間後)表面を手で触り、手触りの悪い場所を目の細かいサンドペーパー(#400)でやさしくこすって滑らかな手触りに仕上げます
全体的に滑らかな手触りになれば塗装は終了です
もし2度塗りする場合は2.から繰返し実施してください(詳しくは「水に強いオイル系塗料があった」をご覧ください)
なお塗装方法に関しては、「ベビーチェアーが学習チェアーに大変身!」に詳しく書いてあるので、こちらも参考にしてください
最後に
★手間暇かかりましたが、お気に入りがまた一つ増えました!★
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