純正仕様!? N-VANリアゲート ビビり音対策

DIYとは思えない!完璧な仕上がり

10秒で出来る! N-VAN異音対策」とは別の異音対策が、YouTubeにアップされていました


その内容を自分の車で確認してみると、アップされていた通り 段差を乗り越える時などに後ろの方から耳障りな音が聞こえてきました


「それならこちらも対処しなくては…」と思い対策してみたところ、効果だけでなく仕上がりも完璧で DIYとは思えないような出来栄えになったので、これから私がとった対策方法を詳しくお話ししたいと思います


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犯人はテールゲートの内装ボード!

YouTubeと同じようにテールゲートの内装ボードを軽く叩くと、ボードがビビっていることがすぐに分かりました


原因がわかれば対策方法は簡単で、内装ボードとフレーム間に緩衝材を取付けるだけで済むのですが…


そこはやはり見た目がキレイで後々手直しのいらない方法にしたかったので、私は以下の手順で対策効果と仕上がりの両立を図りました


手順1:緩衝材を準備する

準備した緩衝材は、片側に粘着テープの付いたエーモン ショックノンテープ 幅30mm×厚さ2.0mm 長さ1mを2巻き


このテープをカッターを使って三等分に切り分け、1cm幅を計6本作りました

本当は1cm幅の既製品を用意したかったのですが、信頼に足る製品が見つからなかった為、少し手間は掛かりますが このような方法を選びました


手順2:内装ボードを外す

KTC ハンディリムーバー AP201-10Aなどのクリップ外し工具を使って外していきます(詳しい作業方法は「N-VANのテールゲートを内側から開けるDIY - 前編 - 」をご覧ください)


手順3:内装ボードに緩衝材を貼る

先ほど1cm幅にカットした緩衝材をボード端面のエッジに沿って溝に貼っていきます(1cm幅だと溝にピッタリ収まります!)

上手に貼るコツは

  1. 長手方向(横方向)を先に貼ること

  2. コーナー部分は無理して貼らないこと(つなぎ目OK!)

そして緩衝材をエッジから外側に はみ出さないようにエッジに沿って丁寧に貼っていきます(はみ出しすぎると内装ボードを元に戻した時の見栄えが悪くなるので注意してください)


内装ボードには1cm幅のテープ3本を目安に、赤線のような感じでエッジ部分全体に貼っていきます


余った切れ端はテールゲートストラップのエッジ部分に使用します(赤丸部)


手順4:フレームに緩衝材を貼る

フレーム側も1cm幅のテープ3本を目安に、赤線のような感じでクリップ穴近くを通るように貼っていきます(内装ボードの凸凹のプラスチック部分に当たる位置がベスト)


こちらも内装ボード同様、長手方向(横方向)から貼り、余った緩衝材で赤丸部分のクリップ穴の周りを、それでも余ったら白丸部分のような外周穴を補強します

後は内装ボードを元の位置に戻したら完成です

最後に

一番苦労したポイントは車に使える1cm幅の緩衝材を準備することでした


理由は、車に使う粘着剤は高温~低温まで幅広い温度範囲で溶けず、剥がれずにいることが重要だからです(特に溶けた粘着剤は見た目が悪いだけでなく、後始末も大変ですから…)


その点エーモンの製品はカーショップでも販売しているぐらいなので、多少の手間は増えましたが安心感を持って選ぶことが出来ました


<追記>

もし以上の対策でも異音が聞こえるなら、異音はダッシュボード付近から発生しているかもしれません


その場合は「ダッシュボード付近から異音が聞こえたら…対策N-VAN編」に対処方法を記載しましたので、ご覧ください


★車のDIYには信頼性の高いアイテム選定が大事ですね!★

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