本革ステアリングのケア方法

ケアは意外と簡単!

革は生き物です!

濡れたり、乾燥したり、汚れたりすると劣化し、傷みが目立つようになるので、そうならないように日頃からのケアを心がけると良いでしょう

ところで、革のケアは「手間がかかる」と思われがちですが、本革ステアリングの場合 意外と簡単に出来るので、これから本革ステアリングのケア方法について詳しくお話ししたいと思います

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日常の気遣い

日常、以下の3点に気を付けていれば、ケアは不要です
  • 濡れたら、すぐに拭取る
  • 濡れたまま放置すると革が硬くなったり、シミが出来たり、カビの原因にもなりかねないので、擦らずに押さえつけながら布に水分を吸収させるように拭取りましょう

  • キレイな手でハンドルを握る
  • 汚れ防止に繋がるので、キレイな手でハンドルを握るように心がけましょう

    万が一 手が汚れても洗う場所がない場合に備えて、ウェットティッシュもしくは、水がなくても手の汚れが落とせるTIPTOP(チップトップ) クリーンナップを車に常備しておくと良いでしょう

  • 柔らかい布で乾拭きする
  • 柔らかい布で優しくケアするだけで、革の保護に繋がります

これだけで本革本来の手触りの良い状態を長く維持することが可能になります

というのも手の皮脂が革の栄養になり、乾燥からひび割れを防ぐ効果があるので、手が常に触れる本革ステアリングは日常の気遣いだけで十分なのです

ただし、今から説明する項目に該当する場合は、革メンテナンスをおススメします

革メンテナンスの判断基準

判断基準は以下の3点です
  • 新しく取付ける前

  • ハンドルがカサカサしていると感じた時

  • ハンドルがベトベトしていると感じた時

メンテナンスに関してはケアクリームを使い、革のお手入れをする方法が良いでしょう(もし、決められたお手入れ方法が明記されている場合は そちらの方法に従ってケアすることを推奨します)

用意するもの

  • 馬毛ブラシ

  • ポリッシュコットン(眼鏡を拭く様な柔らかい布)

  • 革用クリーム
  • おススメはM.モゥブレィ デリケートクリームで、理由は無色なのでどんな色にも使用可能なうえ、光沢があまり出ず しっとりした感じに仕上がるからです

  • ペネトレイトブラシ(なくても可)
  • ペネトレイトブラシが有ると手が汚れずに済むので、私はM.モゥブレィ ペネトレィトブラシを用意しました

メンテナンス方法

スエード&ヌバック(起毛皮革)以外のメンテナンス方法を記載します
  1. 馬毛ブラシでホコリを落とす
  2. 柔らかい毛の馬毛ブラシでホコリを落としながら、全体的にブラッシングします

  3. クリームを塗る
  4. ペネトレイトブラシを使う場合はクリームをブラシに少量取り、薄く伸ばして使います

    ブラシがない場合は、柔らかい布に適量を取り、クリームを布に馴染ませてから、革全体に馴染ませるように伸ばしていきます

    どちらの方法も 塗り過ぎは革の劣化に繋がるので注意して下さい

  5. 馬毛ブラシでクリームを伸ばす
  6. クリームを全体に馴染ませるようにもう一度、馬毛ブラシでブラッシングします

  7. 余分なクリームを落とす
  8. 最後に柔らかい布でベタ付きがなくなるまで乾拭きをします
以上で完了ですが、革の汚れが気になる場合はデリケートクリームの代わりに 保革、艶出しに汚れ落としも兼ねるM.モゥブレィ クリームエッセンシャルを使うと良いでしょう

まとめ

本革ステアリングカバーを取付ける場合
  1. 革用ケアクリームでお手入れをする
  2. 革が柔らかく、手触りの良い場合は不要です

  3. ステアリングカバーを取付ける
  4. 本革ステアリングカバーの取付け方は「本革ステアリングカバーを強固に取付ける」をご覧下さい

  5. 革への気を配りをする
  6. ポイントは「キレイな手でハンドルを握り、濡れたらすぐに水分を拭取り、柔らかい布で優しく乾拭きをする」だけです

  7. 手触りが悪くなったら、革用ケアクリームでメンテナンス

ただし製品に決められたメンテナンス方法が記載されている場合はそれに従う

これだけで、本革ステアリングカバーがいつまでも手触りの良い状態を維持することが出来ますよ!

★手触りの良い本革ステアリングでのドライブ…気持ちイイですね!★

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