本革ステアリングカバーを強固に取付ける

両面テープは使いません!

ハンドルのドレスアップは初めてなので、私はコストパフォーマンス系の本革ステアリングカバーをチョイスしました(本革ステアリングカバーの種類に関しては「DIYで本革ステアリングにドレスアップ!」をご覧下さい)

そして本革ステアリングカバーの耐久性やメンテナンス性をチェックしながら、今後オリジナリティ系本革ステアリングカバーにグレードアップする事を視野に入れての選択です

その為、ステアリングカバーを交換する時に両面テープが残っていると交換作業がやりにくくなると考えたので、両面テープを使わなくてもステアリングカバーがしっかり固定できる方法を選びました

これから私が選んだ両面テープを使用しない施工方法について詳しく説明していきます

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強固に取付けるポイント

ステアリングカバーを強固に固定するためには
  • ステッチの穴を使って縫い合わせる

  • スポークの根元部分を2重、3重に縫い合わせる
ことで両面テープレスでもズレる心配がなくなりますが、作業性が悪くなる可能性もあるので、効率良く作業が出来る工夫が必要になってきます

準備するモノ

の5点ですが、レザークラフト用縫い糸はステアリングカバーに同梱されていれば不要です(私が用意した本革ステアリングカバーには同梱されていました)

また効率良く作業する為には、「目打ちなどの金属製で先端が細く尖ったモノ」と「LEDライト」を必ず準備して下さい

取付け方法

本革ステアリングカバーを取付ける前に革が硬かったり、手触りが悪い場合は革のケアをしてから作業に移りましょう(革のケア方法は「本革ステアリングのケア方法」を参考にして下さい)
  1. ハンドルにステアリングカバーを被せ、位置決めをします

  2. 糸1本の長さが縫い込み場所の約4倍になるように糸を切ります
  3. 注)糸の長さは取扱説明書に準じて切ってください

  4. 針に糸を通し、「一本取り」にして端を玉結びにする
  5. 「二本取り」にする場合は糸の長さを「一本取り」の2倍にしてください

  6. 針を通す穴を広げる
  7. ステッチの穴を利用し、縫い付ける直前に穴を広げるのがベストです

  8. スポーク根元から縫い始める
  9. 縫い始めを強固にする為、同じ穴に2重、3重に糸を通して玉止めします

  10. ステッチ穴を広げながら針を通して、縫い進めていきます

  11. 縫い終わりは縫い始め同様 同じ穴に2重、3重に糸を通して玉止めします
スポークからスポークまでを一区切りにしながら、ハンドル一周分縫い合わせれば完成です

効率良くキレイに仕上げるコツ

取付け方法の説明以外で、効率良くキレイに仕上げるコツを3点説明します
  • 手前から奥に針が通るように縫い付ける
  • 写真の様に針を手前から奥に通すと、針を通す穴位置が認識しやすく、作業効率がアップします

  • 出来るだけスポーク根元まで縫い合わせる
  • スポーク根元まで縫い合わせることで、スポークに被っている革のたるみがなくなり、キレイに仕上がります

  • スポーク部の革がたるまないような工夫をする
  • スポークが中空構造の場合、スポーク根元まで縫い合わせても革がたるんだように見えたので、私の場合 写真の様にスポーク内部も縫い合わせました

まとめ

通常のステッチ糸を縫い合わせるより作業時間は掛かりますが、糸を強く引っ張りながら縫い合わせることが出来るので、両面テープレスでもしっかりと固定出来るだけでなく、革と革とのつなぎ目が隙間なく仕上がったので、とても満足しています

★やはり本革ステアリングはサイコーですね!★

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