芝生に元気がない時の対処方法

緻密な芝生にする方法をみつけた!

芝生の管理方法を見直してから早一年、徐々に満足のいく芝生になりつつあります

しかし気になることが一点…それは緻密さに欠ける場所がある事でした

もちろん、どの場所も同じように手入れしているので、原因が全くわからずにいました

そこで、その場所を詳しく観察してみると、そこは子供がよく遊ぶ場所だったのでした

庭を造ったガーデナーからは「芝生はある程度踏んだ方が良い」と聞いていたので、芝生の上で遊ぶことが原因とは思えず困っていました

ある時、子供と芝生の公園で遊んでいると、踏まれても緻密な公園の芝生と私の庭の違いに気付きました

これから私が気付いた違いと緻密な芝生にする為に始めた対処方法について、お話ししたいと思います

本ページにはプロモーションが含まれています

公園の芝生と、私の庭との違いは?

私が気付いた違いは目土でした

公園の芝生は目土に砂(目砂)を使っていたのに対して、私は土(目土)を使っていました

違いには気付いたが、砂と土の違いがわからないので調べてみると

砂は粒子径1/16mm~2mm未満の石が細かく砕けた物であるのに対して、土には粒子径の定義がなく、一般的には砂より細かい物である

また砂は土に比べ通気性・排水性が良くて固まりにくく、土は砂に比べ保水力が高い
と書かれていました

つまり
  • 砂は粒子が荒くて硬いため、通気性が良く固まりにくい

  • 土は粒子が細かく、保水性が高い
ということがわかりました

緻密さに欠ける真の原因は?

砂と土の違いが理解できたので、問題の場所をさらに詳しく調べることにしました

我が家の緻密さに欠ける場所は、赤の囲み部分です

子供はここからよく塀に登ったり降りたりしていたので、他の場所より地面は凹み、土壌は硬くなっていました

その為、緻密さに欠ける原因は、踏まれることで土壌が圧縮され硬くなったと考えるようになりました

地面が硬くなると、どうなるの?

そこで地面が硬くなることで、芝が受ける影響について調べてみると

地面が硬くなると、芝は水の吸収や呼吸ができなくなり、根の成長が妨げられ、弱って枯れてくる
とありました

つまり、硬い地面では芝生は成長出来ないということだったのです

雨が降るだけで地面は硬くなるのだから、人が歩いたり遊んだりしたら なおさら硬くなる事はすぐに想像出来ました

しかし子供達に芝生の上で遊ぶことを禁止したくありませんでした(大人も芝生の上で過ごしたいですからね!)

私が始めた対処方法

そこで私は公園の芝生を参考に、踏んでも硬くなりにくい土壌にしようと決めました
用意したのはバロネス 芝生の目砂・床砂 10kg×3袋セットです

こちらはゴルフ場のグリーンで実際に使用される焼砂です

また目砂の使用方法は、エアレーション(更新作業)時としました

理由は
  • エアレーションは土壌に穴を開けるため、土壌改良がしやすい

  • 砂はサラサラしているので、普通に撒くと風で目的の所以外に飛散しやすい
からです(エアレーションの詳細は「コケの生えない芝生にするには」をご覧下さい)

まとめ

今回の件でわかった事は
  • 砂は土より粒径が大きく硬い為、通気性・排水性が良く固まりにくい

  • 人が踏んだり、遊んだりする場所は地面が硬くなりやすい

  • 地面が硬くなると芝は弱って枯れてくる
ということです

また改善を始めたばかりなので結果は出ていませんが、改善結果は後日報告したいと思います

最後に

もし私みたいに緻密さに欠ける芝面がある方は、土壌を調べてみてはいかがでしょうか?

また「最近芝生に元気がない」、「芝生が青々と茂らない」原因も、土壌の硬さに起因しているかもしれません(調べ方はペグなど先が尖った棒を地面に刺してみるだけで、すぐに違いがわかりますよ!)

また一部分だけならば、そこだけ他の場所より凹んでいるはずです(私の場合は凹んでいました)

そして地面が硬いと感じたら、私みたいに目砂を使って土壌改良をしてみてはいかがでしょうか?

今回は焼砂を使用しましたが、土壌の水はけ改良だけなら焼砂よりお値打ちなバロネス 芝生の目砂・床砂 10kg×3袋セット 洗浄砂をおススメします(私も次回からは洗浄砂にしようと思います)

★芝生は元気で青々と茂ってほしいですよね★