DIYで引出し作りにチャレンジした - 作業編 -

滑りの良い引出しを作るコツ

滑りの良い引出しをつくるには

大事なポイントは下記の3つです
  1. 枠(フレーム)と箱のクリアランス寸法

  2. 正確な図面の作成

  3. 正確な組立てと取付け
DIYで引出し作りにチャレンジした - 考え方編 -」で下準備が終わっていると思うので、作業のコツを掴んで滑りの良い引出しを完成させましょう

引出しの良し悪しが決まるクリアランス寸法

第一のポイントは枠内寸法と、引出しの箱外寸法の関係(クリアランス)です

家の中にある滑りの良い引出しを観察すると、横クリアランスが0~1mmで作られているはずです(スライドレールの場合はわかりずらいと思いますが…)

高さに関しては2~3mmのクリアランスになっていると思います(スライドレールタイプは関係ありません)

しかし実際に箱を作る上では横幅、高さ共クリアランスを0mmの計算で材料を切断し、組立てましょう(後からサイズを小さくすることは出来ても、大きくすることは出来ないからです)

図面の有無で出来栄えが変わる

枠(フレーム)組立て後の枠内寸法を元に図面を描きましょう

引出しの場合、1mmの差で開閉の滑らかさが変わるので特に必要です

CADで図面を描くと、正確な加工寸法がわかるのでおススメです

正確な組立て・取付けは腕の見せ所

箱に間仕切りを作ったり、化粧板に引手を作るとワンランク上の出来栄えに仕上がります

詳しくは「トリマーでDIYをワンランクアップ! - テクニック編 -」をご覧下さい

取付けはスライドレールの有無で作業が多少変わるので、分けて説明します

- スライドレールを付ける場合 -

私は完全に引き出せて値段の安いLAMPスライドレール三段引き廉価版を使いました
  1. スライドレールを枠に取付ける
  2. スライドレール取付け位置に決まりはありません

    枠の一番下が一般的ですが、大事なのは箱にビス止めが可能な高さで、レールを左右 平行に取付けることです

  3. 箱を組立てる
  4. 横幅はスライドレールの内寸で直角と寸法に気を付けながら、ボンドとビスで組立てました

  5. 箱のサイズを調整する
  6. 箱の材料がSPFと桐材なので、電動サンダーで調整仕上げをしました

    紙ヤスリ#80で硬めの勘合にし120⇒ 240⇒ 320か400の順に勘合を確認しながら固くなく、ガタのない状態に仕上げます

  7. 箱とレールの高さを合わせる
  8. 下枠と箱の隙間は通常10~15mmぐらい空けます(私はビス位置の関係で5mmでしたが…)

    位置を決めたら左右同じ高さに線を引き、ビス位置を決めます

  9. 箱とレールを仮連結する
  10. 左右2ヵ所づつネジ止めして開閉を確認します(スムーズに動けばOKです)

    開閉が重い場合はレールと箱の位置関係を確認してから、固定したネジを緩め調整して下さい

  11. 箱とレールを完全に連結する
  12. 両サイドのプッシュボタンを押さえながら箱側のレールと枠側のレールを分離します

    残りのビス穴にビスを取付け完全に固定します

- スライドレールなしの場合 -
  1. 箱を組立てる
  2. 横幅、高さ共枠の内寸法ピッタリを目標に組立てましょう

    直角と寸法に気を付け、先板、前板側からビスとボンドで側板と固定します(スライドレール付きの2.参照)

  3. 箱のサイズを調整する
  4. 枠と箱の勘合を確認しながら削っていきます

    本来はカンナを使いますが、材料が軟らかかったので私は電動サンダーを使いました(スライドレール付きの3.参照)

    滑りの良い引出しにするために側面、上下面とも表面を滑らかに仕上げて下さい

化粧板を取付ける

  1. 位置を決める
  2. 箱を枠にはめた状態で位置合わせをします

    箱と化粧板の両方に縦、横の位置関係がわかるような印を付けます

  3. 箱を枠から取出す

  4. 箱に化粧板を取付ける
  5. 2つの方法で取付けました

    - ビスで取付け -
    1)あらかじめ前板の裏にビスを打っておきます

    2)前板に木工用ボンドを塗ります

    3)位置合わせ後、クランプで固定してビスで連結します

    - ダボで取付け -
    ダボは手直しが出来ないのでSK ダボ用マーキングポンチ DP-6を使用

    箱側にマーキングポンチを打ち込み、化粧板に印を付けて穴を開け、木工用ボンドを箱に塗りダボで連結します
化粧板のボンドが乾き、引出しを枠に戻したら完成です

★丁寧な作業を心がければ、満足出来る引出しが完成します★