Any Pen向けDIYスタイラスペンを作る!

手書きに最適なペンが簡単に作れる

レノボのYOGAタブレットで採用されているAny Penテクノロジーは「導電性があって先端が1mm以上なら反応する」技術です

そんなAny Penタブレットに適したペンの調査をしている時、自分好みのタッチ感覚ペンがないことに気付いた

ペンの検証結果は「Any Penタブレットに最適なペンはコレだ!」をご覧下さい

手書きを重視したAny Penタブレットだからこそ、タッチ感覚にこだわりたかったので、DIYスタイラスペンを作ることにした

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検証中にひらめいた!

Any Penタブレットに適したペンを探しているうちに気付いた事があった

それは、ペン先が中空構造では、誤反応が発生しやすい事だ

滑らかな書き味は導電性ゴムや導電性繊維に勝るものはないが、導電性ゴムや導電性繊維のペンは、ほとんどが中空構造だ

だったら、「これらで中身の詰まったペン先を作れば、誤反応がない滑らかな書き味のスタイラスペンが作れるのではないか」と考えた

目標を決める

「自分好みのペンを作る」からといって、やたらめったら作っても時間の無駄なので、下記のように目標を決めた
  • 誤反応がない

  • 手書き入力時に「コツコツ」音がしない

  • 紙に書いてる感覚に近い書き味(滑らかさ)
最低二つは満足するレベルのペンを作るつもりで始めた

意外?なものでDIYペンを作る

先端には、100均スタイラスペンのペン先についている導電性ゴムを使用

理由は、先端の導電性ゴムが簡単に取り外せたからだ
  1. 導電性ゴムを取出す
  2. ペン先の導電性ゴムを固定しているカバーを回してゴムを外す

  3. 導電性ゴムをいろんなものに取付けて、自分好みを探す
  4. 私が選んだのはDr.Gripシャープペンの、ノック部についている消しゴム

    私にとってはこれがベストの組合せだった

  5. 導電性ゴムをボンドで固定する
  6. ボンドの選定条件は3つ
    • 使用用途の広さ

    • 強力な接着力
    • シャープ芯を入れるために先端を取り外すので、強力な接着力が必要!

    • 硬化後のかたさが柔らかめ
    • 「コツコツ音」をなくすための柔らかさが必要!
    その条件を満たしているのがウルトラ多用途S・U プレミアムソフト クリヤー 10mlだったのだ

DIYスタイラスペンの使い勝手は?

  • 当然ながら反応は良く、誤反応もなし

  • 中身は消しゴム、ボンドも柔らかめ、外側は導電性ゴムなので「コツコツ」音がしない

  • 外側の導電性ゴムの適度な抵抗が、紙に書いている感覚に近くてとても良い
とても満足するペンが出来上がった(詳しくは「Any Penタブレットに最適なペンはコレだ!」をご覧下さい)

作製後の感想

Dr.Gripシャープペンを選んだ理由は「ただ愛用していただけ」だったが、今思うと大正解だった

理由は
  • シャープ芯は振ると出るので、ノック部のストレスが少ない

  • グリップのシリコンが親指と人差し指にフィットして書きやすい
からだ

注意してほしい点は、先端はフィットチェック時よりボンドで固定した後の方が若干硬くなることだ

硬化後の硬さが柔らかめのボンドを使っても避けられないので、フィットチェック時に好みより少し柔らかめのタッチを選ぶようにすると良い

Any Penテクノロジーに最適なペンが作れて、レノボのYOGAタブレットを購入して良かったと感じることも出来た

★自分好みのペンを持つと、タブレットが大活躍しますネ★