知っていると得をするメンテナンス方法
皆さんは「バッテリーが弱っている」と言われたことはありませんか?私は2回有り、2回目は車検の事前見積もりで「バッテリーが弱っていて車検が通らないかもしれない」と言われました
しかし交換せずに2年間乗り続けても、バッテリー上がりなどのトラブルは全くありませんでした
早め早めの交換は大事です
しかし「出来るだけ長く使い、無駄な出費は抑えたい」と言うのが本心です
その為にはどうしたら良いでしょうか?
私は「車の状態を管理する」ことだと思います
管理といってもちょっとした確認です
これからその「ちょっとした確認」について、お話ししたいと思います
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バッテリー交換のサイン
バッテリー交換のサインは一般的に- ライトの明るさが走行中と停止中で違う
- エンジンのかかりが悪い
- エンジン停止中のパワーウィンドウの開閉が遅い
しかしこれはバッテリーの末期症状だと私は思います
それは「この状態で渋滞に出くわすと、バッテリー上がりなどのトラブルに見舞われる危険がある」からです
バッテリーの状態を知る方法
バッテリー交換のサインが出る前にバッテリーを交換する為には、バッテリーの状態を知る必要があります一番良い方法はバッテリー電圧を確認することです
本来ならばバッテリーテスターでCCA値を測定するのですが、バッテリーテスターは通常のテスターよりも高価で、精度の良いものだと何万円もします
バッテリーテスターを購入するのと「バッテリーが弱っています」と言われて交換するのとでは、出費に関しては何ら変わりがないと思います
上記の理由で私は普通のテスターを使っていますが、普通のテスターでも管理は十分可能です
バッテリーはどこにあるの?
バッテリー電圧を知る為には、何処にバッテリーが取付けてあるかを知る必要があります乗用車は通常エンジンルームにありますが、最近はトランクルームに搭載されているタイプもあるので、取扱説明書で確認した方が良いでしょう
ホンダ車は取扱説明書巻末の「サービスデータ」に記載してありました
バッテリー電圧はどれくらいあれば良い?
新品のバッテリーは12.5V~13.0V未満です12.0V以下だとかなり劣化が進行していて、11V前半だとエンジンの始動が困難になります
私の場合、バッテリー交換前の電圧は12.13Vだったのですが、長期休暇も控えていたので早めに交換しました(渋滞でバッテリー上がりになると、無駄な時間と出費が必要になりますから…)
注意してほしいこと
電圧確認時の注意事項をまとめました- バッテリーのプラス端子に注意 金属類でバッテリーのプラス端子とボディを接触(ショート)させないで下さい
- エンジン回転中は電圧が変動すること 正確に知りたい場合は、エンジン停止中に測定して下さい
- エンジン始動直後は電圧が上昇すること 発電機が作る電圧が14V前後あるからです
もし13Vを下回る電圧ならば、発電機の劣化が考えられます
テスターで確認するのが面倒なら
端子の腐食等が目視確認出来るので、バッテリーから直接測定した方が良いのですが、毎回は大変なのでアクセサリーソケットに差し込むだけで電圧が確認出来るシガー挿込 デジタル 電圧計 「カーチャージャー」はいかがでしょうか?USBポート付きなので電圧チェックだけでなく、モバイル機器の充電にも使えるので、とても便利ですよ
大事なことは
一番大事なのは、自分が乗る車の状態は自分が一番知っておくことですそうすれば「バッテリーが弱っている」と言われても不安になりません
そして自分でバッテリー交換まですれば、さらに出費を抑えて状態を詳しく知ることが出来るのです
この続きは「バッテリーの選び方」にてお話ししたいと思います
★バッテリー電圧を知る事は、車の状態を知る第一歩です★