石油ストーブのある生活(くらし)

防災目的で石油ストーブを購入したが…

「石油ストーブ」というと、今までは臭いニオイ、温まりにくい というイメージが私の中にありました


しかし防災目的で購入し動作確認をした際 点火、消火時に発生する臭いニオイは昔ほど感じず、温まり方が蓄暖、エアコンや石油ファンヒーターよりも芯から温まる感じだったので、それまでのイメージが一変しました


更に加湿器が不要になるということもわかり、今では日常生活で使っています


そこで私が感じた石油ストーブの魅力や、体感して覚えた上手な使い方について お伝えしたいと思います

本ページにはプロモーションが含まれています

オール電化の我が家に石油ストーブを導入した理由

家をオール電化にして、はや13年


その当時は「深夜電力がお得!」という事で冬の暖房を蓄暖にしたのですが、再エネ賦課金が使用量に対して徴収されるようになり、蓄暖だけで月1800kwh弱使う我が家では その為電気料金が恐ろしく跳ね上がりました


そこで石油ファンヒーターを併用して蓄暖への依存度を下げ、冬の光熱費を減らしてきたのですが、最近 災害時の復旧が早いと言われている電気でも「復旧には数日かかることがある」という事実がわかってきた為、停電が発生しても使える石油ストーブを購入したのです


石油ストーブの魅力

一番の魅力はもちろん!停電時でも使えることです


そして加湿器がいらないことも魅力の一つです


もともと石油を燃焼させると二酸化炭素と水に分解され、水蒸気が発生するので石油ファンヒーターも加湿器が不要なのですが、更に加湿したい場合に簡単に対応出来るのは石油ストーブだけなのです


我が家の場合 水を入れたナベを石油ストーブの上にのせて加湿器代わりにしないと、湿度が40~45%程度しかあがらず乾燥気味でした


石油ストーブの選び方

私が重要視したポイントは3つでした

  1. 消臭能力が高い

  2. 遠赤外線効果が高い

  3. 給油時、手が汚れない

上記を満たしていた製品がトリプル消臭、遠赤外線放射量30%アップ、よごれま栓のコロナ SXシリーズでした


そして他の暖房機器と比べ火力調整範囲の狭い石油ストーブの短所を補う為、部屋の大きさより小さめを選び 他の暖房器具と併用するようにしました(私の場合、約20畳の場所に13畳用を購入しました)


石油ストーブの上手な使い方

石油ストーブは正しく使えば、臭いニオイも少なく部屋全体をくまなく温めることが出来、快適湿度を保つことも可能です


その為には

  • 消火時はゆっくり芯を下げる
  • 臭いニオイの元となる未燃焼ガスを減らし、臭いニオイの発生を抑える為です


  • サーキュレーターを併用する
  • 石油ストーブは熱が真上に上がりやすく溜まりやすいので、溜まった温かい空気を拡散する目的で使用します

    本来は部屋の隅から石油ストーブの上部に向かって設置するのが良いらしいのですが、私は冷たい風が肌に当たるのが嫌で なるべく直接風が当たらない場所に設置しました


  • 加湿器代わりには、ナベを使う
  • 石油ストーブの上の水って意外と早くなくなります


    ヤカンの場合は中が見えづらい為、空焚きが発生しやすくなるからです(空焚きは火災や故障の原因にもなりかねないので注意が必要です)


    その点 ナベは中が丸見えなので水の状態が確認しやすいし、把手が外せるタイプなら把手が溶ける心配もないので安心です


    ただ注意点が2点あります

    1. 冷えたナベ(ヤカン)をストーブにのせる時
    2. 熱いストーブの天板と冷たいナベ(ヤカン)の間に温度差が生じ、ナベ(ヤカン)外周や底の部分に結露が発生します


      発生した結露はストーブ天板に付着し、劣化させるからです


      そこで私はナベを少し温めてからストーブにのせるようにしています


    3. 小さな子供がいる家庭の場合
    4. 万が一のことを考え、石油ストーブの上にはナベ(ヤカン)を置かない方がいいでしょう

そして適度に換気をすれば、快適に過ごすことが出来ます(24時間換気扇があれば更に快適になります)


最後に

数十年に一度の異常気象が毎年のように発生している今日この頃の備えとして購入した石油ストーブで、日常生活も潤うとは思いもよりませんでした


★万が一の安心感にプラスして体も温かくなりました★

コメント