ドアの取外しから乾燥ダクトの掃除まで
「後編」では、ななめドラムの分解方法の続きと乾燥ダクトの清掃方法、後片付けの注意点についてお伝えしますコントロールパネル取外しまでの分解方法は「ななめドラム メンテナンスのすすめ - 前編 -」で説明しています
まだの方は「前編」をご覧になってから、続きを読んで下さい
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ドアの取外し
ドアを片手で支えながら、ドア固定ネジを外す(赤丸部4ヶ所)- ネジを4ヶ所とも緩める
- 片手でドアを支え、1本づつネジを外す
前面パネルの取外し
- ドア周辺のネジを外す
- 前面パネル下側のネジを外す(赤丸部2ヶ所)
- 前面パネル上側のネジを外す(赤丸部2ヶ所)
- 前面パネルを外す
青丸部2ヶ所を外すと、青四角部のカバー(ドアヒンジ根元カバー)が外れます
そして前面パネルがドアヒンジ(赤四角部)に引っかからないように、ヒンジ側を前に引出しながら取外す
乾燥ダクト内のゴミを取除く
今回の重要ポイントです- 乾燥ダクト部のクリップを緩め、ホースを外す
- ダクトに堆積しているゴミを取除く
- ホース内のゴミも取除く
- 懐中電灯を使い、ダクト奥まで確認する
- ゴミはとれる範囲までにしましょう!
- と言っていますが、私は奥のゴミを取ろうとして、危うく菜箸を落とすところでした
取付け間違いを防ぐため、クリップの位置、ホースの向き、ホースのはまり具合を覚えておいて下さい(写真で残すのも、良いアイデアです)
また作業中、物を落とさないように!
落した場合、故障の原因となるので気を付けて下さい
ホース内を掃除する場合、ホースに穴を開けないように注意して下さい(私の場合、水洗いをしながら歯ブラシで軽くこすりました)
取外した部品を元に戻す
部品の取付けは、取外しの逆順で行いますワンポイントアドバイス
- ・部品を元の正しい位置に戻すと、ネジ締めが楽になる
- もしネジが入りにくい場合、部品が元の正しい位置に戻ってないか、ネジが間違っているかのどちらかです
- ・部品を固定するネジは、全てを仮締めしてから本締めする事
- 全てのネジを仮締めせずに本締めした場合、最後のネジの締付けができなくなる場合があります
- ・コントロールパネルの取付けは、注意深く行う事
- リード線を引張り過ぎたり、リード線が部品の間に挟まったりすると、断線する可能性があります
- 断線すると洗濯機が動かなくなるので、慎重に作業して下さい
- ・全部品を取付けた後、取付け忘れ、余ったネジがないか再確認する事
- ・給水ホース取付け後、ホースや接続部から水漏れしないか確認する事
元通りに組立てたら、動作確認をする
電源を入れて、正しく動作する事、水漏れがない事を確認して下さい洗濯から乾燥まで実施して、乾燥時間の変化や乾き具合を確認するのがベストです
補足説明
「ななめドラム メンテナンスのすすめ」では、乾燥機能の回復をなるべく洗濯機を動かさずに出来る方法で説明してきましたまた、分解する方法を推奨したのは、取外した部品がどれだけ汚れているかを知ってもらうためです
毎日使う洗濯機は予想以上に汚れています
そのことに気付き、「こまめな掃除を心掛ける事で、通常よりも長く使えるようになる」と私は思っているからです
難易度
★分解作業の基本は元通りに戻すことです★
★写真を撮りながら作業すると、元に戻す作業が楽になります★