Alexaが応答しない時はここを疑え!

音声操作率が100%に変わった

Alexaが我が家に来てから、はや半年

音声だけでエアコン、テレビ、蛍光灯などの家電が操作出来るので、両手がふさがっている時などにとても役に立ち、今ではAlexaなしの生活は考えられないほど、日常化しています

しかし、気になることが…それは音声操作できないことが時々発生することです

2度、3度繰り返すと操作出来るようになるのですが、最近その行為にストレスを感じ始めたので原因を調べ対策を行ったら、音声操作率が100%に変わりました

そこで私が行った対策を、これから詳しく説明したいと思います

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原因はWi-Fiルーターにあった!

Alexaが応答しない原因はAlexaではなく、家電を操作するHubやスマートプラグでもありませんでした

原因はWi-Fiルーターにありました!

一般的にWi-Fiルーターの初期設定はデバイスの住所を意味するIPアドレスを自動で割り当てるDHCPサーバーが「有効」になっています

スマホなどのデバイスがWi-Fiルーターのセキュリティコードをデバイスに入力するだけで、Wi-Fiに接続出来るようになるのは、DHCPサーバーが「有効」になっているからなのです

しかしそんな便利なDHCPサーバーに問題があったのです

それは「一定時間が経過すると、再度IPアドレスを割り当て直す」という行動で、再割り当て時に前回使っていたIPアドレスとは違うIPアドレスを割り当てることがあるからです

そのため、例えばHubのIPアドレスが変わると、AlexaがHubに命令しても命令がHubに届かなくなり、家電が操作されないという事態が発生します

またその逆の場合、家電の操作は完了するのですが、Alexaに命令完了の連絡が届かない為、「テレビが応答していません」という返事が返ってくるのです

回避方法

その様な事態を避けるため、Wi-FiルーターでIPアドレスの割り当て方を、自動でIPアドレスを割り当てる方法(動的IPアドレス)から固定方法(静的IPアドレス)に変更します

変更に対して用意するのは、現在接続しているスマートホームデバイス(Alexa、Hubやスマートプラグ)のIPアドレスとMACアドレスです(調べ方は簡単で「IPアドレス、MACアドレスの調べ方」に詳しく書きましたので、併せてご覧下さい)

以下に各メーカーの動的IPアドレスから静的IPアドレスへ変更する操作方法を記載します

TP-Link

  1. ウェブブラウザから設定画面を開く

  2. 設定画面の左側にある「DHCP」をクリックする

  3. 「-アドレス予約」をクリックする
  4. DHCPアドレス予約画面で「新規追加」をクリックする

  5. IPアドレス、MACアドレスを入力する
  6. 先ほど調べたIPアドレス、MACアドレスを入力し、ステータスを「有効」にし、「保存」をクリックします

    注)MACアドレスは〇〇:〇〇:〇〇:〇〇:〇〇:〇〇というように2桁の数字とコロン(:)で、IPアドレスは〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇というように3桁の数字とピリオド(.)で入力します(IPアドレスの場合、先頭の0は除く)

DHCPアドレス予約画面に入力したアドレスとステータス「有効」の文字が表示される

バッファロー

  1. TP-Linkと同様に設定画面を開く

  2. 「詳細設定」をクリックする

  3. 「LAN」⇒「DHCPリース」を選択する

  4. 「手動割当に変更」をクリックする
もし変更が反映されない場合は「現在の状態を表示」をクリックしてください

アイ・オー・データ

  1. TP-Linkと同様に設定画面を開く

  2. 画面左にある「LAN設定」をクリックする

  3. IPアドレス、MACアドレスを入力する
  4. IPアドレス、MACアドレスを記入後、「固定IPアドレスを有効にする」にチェックを入れ、「追加」をクリックします

NEC Aterm

  1. TP-Linkと同様に設定画面を開く

  2. 「詳細な項目を表示」をクリックする
  3. クイック設定Webのホーム画面が表示されます

  4. 「詳細設定」⇒「DHCP固定割当設定」をクリックする

  5. 「追加」をクリックする

  6. IPアドレス、MACアドレスを入力して「設定」をクリックする
「設定内容を更新しました」と表示されたら、設定は完了です

追記

最近システム障害によりSwichBotが利用できない事象が発生しています(大規模障害が年に1度ほど)


その場合 当然Alexaも応答しなくなります


その為 WiFiルーターに問題がない場合、「Alexa障害」もしくは「SwichBot障害」等で検索してみると、問題が解決する場合もあります

まとめ

AlexaやGoogle Homeが応答しなかったり、反応が悪い場合はスマートホーム関係のIPアドレス付与状態を調べましょう

その時、IPアドレスが動的IPアドレスだった場合、静的IPアドレスに変更すれば解決します

また静的IPアドレスに設定した場合、Wi-Fiルーターのセキュリティ強化も併せて実施しましょう(ユーザー名とパスワードを初期設定から変更するだけでセキュリティが強化されますよ!)

★100%反応するAlexaは、最高!です★

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