ギヤードモータを交換する
ギヤードモータの交換に関しては、一人で安全に作業できる方法で説明していきます大事なポイントは、部品交換後も交換前と同じ状態に戻すことです
交換前の写真を残し交換後と比較することが、問題なく作業を終わらせる近道です
部品発注に不安のある方は「ギヤードモータの交換方法」の1.から9.までを読み、今ついている品番を確認してから発注しましょう
また、交換前には必ず故障診断をして下さい
未実施の方は ななめドラムH25エラーの対処方法・修理方法 - 前編 - をご覧になってから続きを読んで下さい
本ページにはプロモーションが含まれています
ギヤードモータの交換方法1.コンセントから電源プラグを外す
【安全第一です】2.前面パネルを外す
据付説明書をお持ちの方は、「前面パネル・コントローラーユニットを外す」も参考にして下さい
3.コントローラーユニットのネジを外す
4.コントローラー下側を少し手前に引き出す
5.リード線をコントローラーの右側に回す
6.コントローラーユニットを手前に倒す
7.ギヤードモータの位置を確認する
8.下から写真を撮る
9.ギヤードモータ品番を確認する
10.コネクターを覆っているビニールテープを外す
私は一旦テープをずらし、コネクターを外してから、ゆっくり剥がしました
11.コネクターをモータから外す
無理矢理引抜くと断線する可能性があるので注意
12.モータから排水弁接続バンドを外す
バンドをいっぱいに引張り下側に下げると、フックから外れます
<下から見た写真>
13.ネジ2ヶ所を緩めギヤードモータを取外す
14.新しいギヤードモータを取付ける
外したギヤードモータは何も壊れてないように見えますが、交換する場所が場所だけに、何も考えず新品に交換しましょう★取付けは取外しの逆順で作業していきます★
- 取付け向き等、間違いない事を確認してネジを手で締める ネジ山をつぶさない為にも、モータがある程度固定されるまで手で締めましょう
- ボックスレンチ(ドライバー)でネジをしっかりと締める E-Value ソケットレンチセット 38アイテム ESR-2038Mのようなレンチセットがあると便利ですよ!
- 排水弁接続バンドを取付ける
- コネクターを取付ける 最後まではまると、フックが掛るので抜けなくなります
- コネクターにビニールテープを巻く
- 再度、下から写真を撮り交換前と比較する 同じような状態になっていればOKです
15.コントローラーを元に戻し、前面パネルを取付ける
「前面パネルを外す」から「コントローラーユニットを手前に倒す」の逆順、もしくは据付説明書の前面パネル・コントローラーユニットを外すを参照して下さい16.交換後の運転確認
- コンセントに電源プラグを差込む
- 洗濯から乾燥まで運転して、問題ない事を確認する
お疲れ様でした
もし、エラーが発生した場合、再度取付け状態を確認して下さい
問題なければ ななめドラムH25エラーの対処方法・修理方法 - 前編 -を参考に、故障診断を実施して下さい
ギヤードモータ交換に関して感じた事
洗濯機を床に寝かせて作業すると、取付け位置が良く分かり作業もしやすくなりますが、80kg近くある洗濯機を動かすのはかなりの重労働ですまた給排水ホースを取外す時に水漏れが発生する恐れもあります
全てを考慮した結果、【後編】の作業方法が一番だと思い説明しました
多少作業しづらい所はありますが、一人で安全に作業が出来るベストな選択だと確信しています
追記
洗濯乾燥機は綿ぼこりが乾燥経路に堆積しやすいので、ギヤードモータを交換するついでに、乾燥経路の状態を確認されてはいかがでしょうか?詳しい確認方法は「ななめドラム メンテナンスのすすめ - 準備編 -」に書いてあるのでご覧になって下さい
修理の難易度
★見にくい場所の作業になりますが、写真をうまく活用して下さい★